Paypalはアメリカの決済サービスで、ネットショッピングなどで個人情報を入力しなくてもPaypalを通して買い物ができると言う理由から、多くの人が利用しています。
「海外サイトや、個人のサイトで買い物したいけど、セキュリティが心配だな」という人はPaypalを挟む事で安心してネットショッピングができます。
この記事では、Paypalの基本的な情報である「新規登録方法」「セキュリティ」「アカウント管理」「よくある質問」に関する事について画像付きで詳しく解説していきます。
「ネットショッピングをよくする人」や「Paypalの使い方を知りたい人」は是非参考にしてみて下さい。
PayPal(ペイパル)の基本概要
- 自分の決済情報をショッピングサイトに伝えずに安全に買い物ができる
- 銀行口座があれば利用できる
- 全ての取引が常に監視されているので、被害を未然に防ぐ事ができる
- 登録してあるクレカのポイントも貯まる
- 条件を満たせば返金保証がある
現在はSNSの広告からも買い物がすぐできる様になっているので、セキュリティが心配なサイトにも気づかずカード情報を入れて被害にあうというケースがよくあります。
実際に私も過去に2回程クレジットカードの不正利用にあった事があり、その時カード会社に聞かれたのが「SNSなどの広告から飛んで買い物しましたか?」と言う質問でした。
普段からクレジットカードの番号を色んなところで打ち込まなくても、Paypalに統一しておけば、サイトで不正利用される可能性も減ります。
また、Paypalに登録したクレカのポイントも貯まるので、クレカだけで買い物するよりもお得です。
勿論クレカが無くても銀行口座の登録だけでも利用ができます。
オンラインショッピングでトラブルがあった際は、180日以内に手続きをし、条件を満たせば返金補償があります。
商品が届かなかったり、違う商品が届いた場合などに、Paypalが保証してくれると言う安心なサービスです。
※保証を使うには支払い時に「個人間の支払い」を選択してしまうと保証が効かなくなるので、必ず「商品またはサービスに対する支払い」を選択する事に気を付けて下さい。
ペイパルを使う時の注意
ペイパルのサービス自体はセキュリティもしっかりしている為、安心して利用できますが、ペイパルを使う時の注意点はあります。
Paypalに銀行口座やクレジットカードの紐づけをしていて、SMSでセキュリティコードがわかってしまうので、1番のデメリットはスマホがあれば支払いや送金が勝手にできてしまう事です。
スマホを盗まれてしまうと、ペイパルの使用を止めるまでの間は使用される可能性があるので、注意が必要です。
アカウント作成手順
Paypalを利用する為にまずはアカウントの作成が必須です。
手順は非常に簡単なのでここからは写真付きで解説していきます。
新規アカウントの作成手順
公式サイトを開き、写真下の
「新規登録(無料)はこちら」をタップ
「パーソナル(個人)アカウント」を選択して
「新規登録に進む」をタップ
※ビジネスアカウントを作りたい方はここで、ビジネスアカウントを選択して下さい
Paypalに登録するメールアドレスを入力し、
次へをタップ
電話番号を入力し、次へ
登録した電話番号にセキュリティコード
(6桁の数字)が届くのでそれを入力して次へ
パスワードを考えて入力したら次へ
※8~20文字以内、文字数字記号のうち2種類使用
国籍、名前、生年月日の個人情報を入力して次へ
住所を入力して、上の↑部分にチェックをしたら
【同意してアカウント開設】をタップ
(下のチェック項目はどちらでもOK)
買い物などの支払いで利用する場合は1番上の
【カードまたは銀行口座を追加する】を選択
※個人間の送金は2番目を選択し、資金を集めるのに利用したい人は1番下の請求を選択して下さい
クレジットカードか銀行口座を選択します
※ここではクレジットカードを登録していきます
カード情報を入力し、「カードの登録」をタップ
カードの登録が完了できてこの画面になっていれば完了
※カードが登録されれば完了のメールが届きます
メールアドレスの確認作業
ここで手が空いたときに、メールアドレスの確認作業をします。
先ほど登録したメールに画像の様なメールがPaypalから届いているので
メール内の【メールアドレスを確認】をタップ
先ほど決めたパスワードを入力し、ログイン
「続行」をタップします
ここで、このメールアドレスの確認が完了するので「続行」をタップ
ここから本人確認を行うので再び「続行」をタップ
※個人間の送金受け取りで10万円以上行う場合は本人確認手続きが必須
本人確認に必要な身分証明書が用意できたら
【同意して続行】をタップ
個人情報を入力し、スクロールしてどの身分証明書を使うか決めたら選択して【続行】をタップ
ここではネットショッピングがメインなので「運転免許証」で本人確認をしていきます
※ここで日本国外での利用を予定している人や、振り込みや引き出しがしたい人はマイナンバーカードの入力が必須
「撮影画面へ」をタップ
免許証は撮影で読み込むことが可能です
その後、顔認証もあるので画面に出てくる手順通りに顔を動かし、撮影をします
こちらの画面になると完了なので「完了」をタップ
登録したメールにPaypalから【パスキーがご利用頂けるようになりました】とメッセージがくるので、
そしたら毎回パスワードを入力しなくても使える様になります。
アカウント設定の重要ポイント
オンラインショッピングでの利用ならまずはクレジットカードを登録するのがおすすめ
アカウント設定するときの重要なポイントはPaypalの用途によって準備する物が変わる所です。
ショッピングしかしないのであれば初めから口座を登録したり、マイナンバーを登録する必要はありません。
まずは上記の手順でアカウント設定し、振り込みや引き出し等、その都度やりたい事に合わせて様々な登録をしていくのがおすすめです。
ペイパルへの入金方法とは
Paypalは基本的に大きく3つの方法で支払いができます。
- クレジットカード、デビッドカード
- 銀行口座
- Paypalの残高
つまりペイパルへの入金方法、チャージ方法と言うのはありません。
個人的に送金してもらった場合のみ残高として残す事ができ、オンラインショッピングで利用する際は残高があればそこから優先的に利用し、足りない分は登録しているクレジットカードや銀行口座から支払われる様になっています。
Paypalのアカウントを作っておいて、いざ使いたい時はSMSで届くセキュリティコードの入力をするだけで支払が完了します。
ペイパルが使える店やサイト
ネットショッピング
・Q10
・ふるさとチョイス
・eBay
・ヤマダ電機
・iHerb
・SHEIN
・ヤフーショッピング
・楽天 など
海外通販で有名なAliexpressやAmazonでは現在日本からの利用はできません。
配信サービス
・You tube
・Face book
・Nintendo Switch
・Hulu など
航空会社・ホテル
・Airbnb(エアービーアンドビー)
・ANA など、その他海外の航空会社
Paypalが使える場所は世界2400万店舗以上なので、普段クレジットカードの利用が多い人は是非試してみて下さい。
ペイパル利用のよくある質問
- 登録できるカードの種類と銀行口座は?
-
VISA、MasterCard、American Express、Diners、JCB、銀聯(Union Pay)、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行・埼玉りそな銀行
- Paypalでサブスクの支払いはできるのか?
-
できる
- Paypalはコンビニから現金支払いできるか?
-
できない。しかしコンビニで購入できるチャージ式のVプリカを登録する事はできる。
- Paypalに年齢制限はあるか?
-
18歳以上(18歳以上20歳未満の未成年は、PayPalの利用にあたって親権者の同意が必要です)
- Paypalの引き落とし日はいつ?
-
月末締め・翌月20日入金、早期入金サービスご利用の場合は月末締め・翌月15日入金
- 限度額はいくら?
-
10万円で、本人確認手続をすれば100万円まで。
- 手数料はかかる?
-
日本円でのやりとりには手数料はかかりませんが、日本円以外の場合は為替手数料がかかります。
サポートと連絡先情報
国内からの問い合わせ番号 0120-271-888(9:00~18:00土日休)
携帯・海外からの問い合わせ番号 03-6739-7360(9:00~18:00土日休)
新規ビジネス・サービス導入・お申込専用ライン 03-6739-7135(9:30~17:30土日祝休)
メールか電話で問い合わせが可能で、アカウントを持っていればメールで問い合わせができます。
問い合わせの際は英語か日本語かを選ぶ事もできます。
まとめ
Paypalはお得に使えて安全性の高い決済サービスで、クレジットカードは勿論、クレカを持っていない人でも銀行口座でネットショッピングを楽しむ事ができます。
アカウントを一つ作っておけば海外のネットショッピングでの気軽に買い物が楽しむことができます。
また、クレジットカードを登録しておけばクレカのポイントも貯まってお得ですし、ネットショッピングの度にクレジットカードの番号等を入力する手間も省けるので便利です。
最近はネットですぐに買い物ができる反面、いろんな所でクレジットカード情報を入れる事で不正に利用されるリスクも増えます。
決済サービスを使う事で少しでも安心して買い物ができる様に、是非Paypalを使ってみてはいかがでしょうか。